ドライバーの仕事と切っても切れないのが「荷待ち」の時間。

1時間、2時間、中には半日待つのもザラ、という現場も。俺は運転するためにドライバーになったんだ！待つためじゃない・・・！と嘆いてみたところで、今日もトラックの列はいっこうに進まない。。

そんな日夜がんばるドライバーの皆さんに、トラックドライバー総合研究所（＝トラドラ総研、東京都千代田区）は、荷待ち時間の過ごし方について聞いてみました。定番の暇つぶしアイテムから、空き時間の有効活用法まで！ぜひ参考にしてみてください。

◎やっぱり外せない、スマホやタブレット

・メールで業務連絡。家族とのやり取り。（大阪府、48歳男性、長距離ドライバー）

・ｉＰａｄ。（高知県、51歳男性、大型ドライバー）

・ノートＰＣでネット。（京都府、42歳男性、一般貨物ドライバー）

いまや生活必需品とも言えるスマホやタブレットなどの通信機器は、ドライバーにとっても手放せないアイテムとなっているようです。
中には、自前のノートＰＣを持ち込んでいる人もいました。ネックは電池切れですが、ポータブルの充電器を持つことで解消している人も多いようです。

◎「なにもしない」

・なにもせず待ってる。（北海道、42歳男性、長距離ドライバー）

・ぼーっとしている。（長野県、44歳男性、幹線輸送ドライバー）

「何もしない」とは言いますが、見方を変えれば「休んでいる」とも言えますよね。

頭も目も使わずにゆっくり休んで、これまでの運転の疲れを取る、あるいはこれからの長距離運転に備える。ある意味、とても有意義な時間の過ごし方とも言えます。

◎気分転換

・ストレッチ。（神奈川県、57歳男性、長距離ドライバー）

・クロスワードパズルをする。（大阪府、67歳男性、４トンドライバー）

運転で凝り固まったカラダとアタマ。適度に動かして、ほぐしてやることが大切です。
よく通勤電車でやっている人を見かけるクロスワードパズルですが、荷待ちドライバーにもピッタリです。専門誌を買わなくても、スマホのアプリなどを活用するのもいいかもしれませんね。

・・・いかがでしたか？
時間はあるといっても、基本的には車内にとどまらなくてはいけないため、過ごし方のバリエーションは意外に少ないようです。ツライつらい荷待ち時間ですが、考えようによっては「自分の時間」。
少しでも有意義に過ごせるよう、いろいろ試してみてください！