ブルルスタッフnaomiです。今日も意外と働いている〜。

ということで、またしてもトラドラ総研さんの枠をお借りし、
本日開催された日野自動車さんの「最新安全技術試乗会」レポートをお届けします！

　2019年6月14日、わたしが降り立ったのは、東京都羽村市にある日野自動車羽村工場。
広大な敷地にあるため、工場内の移動ももっぱらバスです（もちろん日野のかっこいいバス！）

↑こちらは移動用のではなく、今回のメインである、今年7月に改良・新発売される大型観光バス「日野セレガ」です。

かっこいいですね〜。中も木目調の内装がおしゃれなお造りになっております（その部分は写真撮り忘れましたてへぺろ）

この改良の目玉は、何と言っても自動検知式の「ドライバー異常時対応システム（ＥＤＳＳ）」！！

商用車として世界初の搭載とのことです。
記者さんに混じってわたしもいざ体験！

車内には警告音、車外にはホーンとストップランプ、ハザードランプの点滅で
緊急事態を知らせながら自動的に停車します！

乗っている感じとしては、停車は確かにガクンとはなりますが
座席に置いていたカバンが落ちることもなく、びっくりもしない程度でした。

これは2019年モデルから搭載される最新技術で、
従来モデルでは周囲の人がボタンを押して止めるものもあります（最新モデルにもボタンはついてます）

なので皆さん、大型バスに乗った際にこのボタンを見かけたら↓↓

ドライバーさんが意識を失った時などにはためらわずに押しましょう！
前方左側の座席の上に設置されてるようです！

ドライバーさんの体調を判断して自動的に車両を停車させるこの機能は
将来的にトラックにも搭載したい！とのことです。
搭載されれば、より一層安全な運転ができるかもしれませんね。

さて...前置きが長くなりましたが、ここからがトラックのお話。

小型・大型トラックの最新・２０１９年モデルには、ドライバーモニターⅡや前進誤発進抑制機能など、新たな技術を標準装備しているとのこと。

これは日野自動車さんの「安全性をより高めた装備を開発しても、利用されなければ意味がない」という考えから徹底されているんだそうです！
素晴らしいですね。

それでは最新の技術を見ていきましょう。

高速道路では、追突起因の事故と路外逸脱による単独事故が多いという傾向をもとに、既に投入済みの「ドライバーモニター」を進化させ、「ドライバーモニターⅡ」を開発。

最新ＡＩが顔の向きや姿勢を検知し、ドライバーの瞼が閉じたり、運転姿勢が崩れると、画面と音で警告を発する。
従来の顔認識は鼻を第一に確認する方式だったが、様々な情報をもとに顔を認識するように改良。そのため、マスク着用でも対応可能となった。

やはりトレンドはＡＩですね...マスクやサングラスおっけーとはすごい技術です！（語彙力）

今年５月に発売された小型トラック「デュトロ」には、車両前面に４つのソナーセンサーを配置。
超音波で障害物を検知するため、コンビニに代表されるガラス張りの壁や暗所でも対応できるという。
このソナーセンサーを利用して、アクセルの踏み間違いによる衝突回避を支援する「前進誤発進抑制機能」や、狭い場所での駐車時に障害物との距離を３段階の警告音とディスプレイ表示で知らせる「クリアランスソナー」などを新たに搭載した。

誤発進で多いのがコンビニなどだそうですが、従来だと透明な壁での対応は難しかったとのこと。
今回の改良で透明な壁でも効果が発揮されました！

↑ちゃんと止まってるし、車内に警告音と表示も出ます。賢い〜！

４月発売の大型トラック「日野プロフィア」には、「サイトアラウンドモニターシステム」を採用。
右左折などで交差点に進入する場合に、直進する自動車や自転車といった移動物をミリ波レーダーで検知する。
死角が広範囲にわたる大型トラックにおいて、出会い頭の事故削減に貢献できる。

出た！プロフィアたん！
かっこいいですね〜！この動作は写真撮影ＮＧだったので、普通に撮った写真をどうぞ！

運転席にも登らせていただきましたよ〜眺めがとても良い！

人が●●のようだ...とまではいきませんが、開放感があります。

日野自動車さんは会見で
「大型トラックを始めとする商用車メーカーとして、安全を担保することは社会的責務」と強調し、「今後も交通事故死傷者ゼロに向け、取り組んでいく」と締めくくりました。

日野自動車さんの今後の展開にも目が離せませんね！！！

ということで、今回のレポートは以上です！

それにしても羽村は遠かった〜