ドライバーが日夜接する「荷主」の存在。運送会社にとってのお客様。

このアタリハズレ（！？）で、ドライバー生活が良いものになるか、最悪なものになるかが決まると言っても過言ではありません！

それにしても、世の中には信じられないような荷主というのも存在するようで・・・、トラックに乗務するプロドライバーについて調査・研究を進めるトラックドライバー総合研究所（＝トラドラ総研、東京都千代田区）は、今回、全国のドライバーさんたちに、「ありえない荷主」についてリポートしてもらいました！

◎荷主＝神様！？

・出荷が遅れたくせに到着時間は遅らせてくれない。「それくらいお前達で何とかしとけよ」という態度が腹立つ。（秋田県、３８歳、大型ウイング）

近年ではだいぶ少なくなったと言われる「俺たち荷主は神様だ！ジャストインタイムで休まず走れよ！」というゴーマンな考えの担当者ですが、まだまだ生息しているようです。

ドライバー不足が叫ばれる今、イザという時に真っ先に困ることになるのはこういう荷主だと思うのですが・・・。

「運んでもらえなくなっても俺たちは知らないぞ！」「そんな偉そうに言うならあんたが走れば？」というドライバーの静かな叫びが聞こえてくるようです。

◎ドライバーは××以下！？

・あいさつしてくれ。（福岡県、57歳男性、長距離ドライバー）

「荷主」というブランドをかさに着て、自分はエライ人間と思い込んでしまい、それ以外を見下す担当者も多いようです。

そのブランドを脱いだらタダの人だということに、全く気づいていないんですね・・・トホホ。

そんな担当者は運転席でこっそりあざ笑うことにして、荷下ろしを済ませたらさっさと忘れてしまいましょう。

◎違反はヤメて！

・どうみても片荷じゃねえか！（神戸市、４５歳、海コンドライバー）

現実的な力関係から言って、荷主の指示はドライバーとしては守らざるをえないもの。

だからといって、法を冒すようなことだけはしたくないですよね。

というのも、もし見つかったらドライバー側の責任になるのが現状。

どうしても困ったら、配車担当者に言って会社として対応してもらうのが一番です。

それにしても「変なもの」って、一体何なのでしょうか・・・？

いかがでしたか？

ここに挙げた荷主はほんの一例、まだマシな方を選んでいます。

これら以外にも、世の中には、思わず「えーっ！？」と声が出てしまうような、ヒドイ荷主がいるそうです！

とはいえ、

お互いの仕事に敬意を払い合い、良い関係を築いている荷主とドライバーもたくさんいるはず！

大切なモノを運ぶためのパートナーとして、人間同士の大人の付き合いをするのが理想的ですよね。

それでは、日本経済を支える重要なライフラインの皆さん、本日もご安全に！