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配車女子 とら子の「一配一会」
オンナと配車
2018年2月19日 とら子独り言
いやしくも私はオンナである。
オンナであるが配車業務をしている、一般的な呼称を使えば配車マンである。
いやいや、もう知っとるがな、という声は封印していただき、本日はまず聞いていただきたい。この業界では、
レディースというだけで、まぁまぁチヤホヤされる。
まぁまぁ、ね。
女子率の高いアパレルやら飲食に比べたらチヤホヤ率としては底辺であるがチヤホヤされる。つまり、運送業界内におけるチヤホヤは所詮井の中の蛙状態である上でのチヤホヤであり、チヤホヤ界で頂点に君臨する水商売界から見ればミジンコレベルのチヤホヤでしかないわけである。
そんな井の中の蛙チヤホヤ界の中でありがたいことにチヤホヤしていただたいく我々女性配車マンに至っては、もっと仕事に対する自覚を持たねばなるまいと思っている。
もっといえば、チヤホヤなんぞいらん!くらいの心意気を見せていきたいのである。働いている大多数が男性であるがため、オンナは「ごめんなさぁぁい❤」が通用すると思っていると思われがちであるが
某大手水屋様のキャピキャピガールとは干物率が格段に違う私としては、そんな可愛子ぶりっ子が通用するはずもないと言うことは身にしみて理解している。
残念ながら仕事にオンナを持ち出せる術がない。「ごめんなさぁぁぁい❤」なんて言おうものなら
「はぁぁぁぁん?」が返ってくるもしくは「しばくぞ、こら!」である。
すでにオンナではなく、配車マンとして確固たる地位を築いたのである。
オンナを捨てたことの代償だ。ありがたい産物である。
上記イメージ写真からわかるようにTwitterでは腹黒イメージ戦略を駆使し、
キャピキャピガールのイメージを植え付けた訳あるが(1部にはもう正体がバレている)、実際は完全なるおっさんであり、仕事においてはただの銭ゲバである。
しかし、私は思う。
オンナ配車マンが配車業務を継続したいならオンナ感は無用だ。キャピキャピガール軍団はこれからの時代、元寇の如く溢れてくるだろう。一時期チヤホヤされたところで、客がつくがどうかに我々のキャピキャピなんて屁の役にも立たない。
仕事にはキャピキャピではなく、結果が必要とされる。
やるかやらないか。
できるかできないか。
である。
キャピキャピなんぞ、足軽の槍にすらかなわん厳しい世界だ。キャピキャピで仕事が取れると思っているレディースがもしいるとするならば、これだけは伝えておきたい。
キャピキャピで仕事を取るということは、上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたと同義である、だ。そう、つまり、一過性の人気である。
それを自分は仕事ができると思い込もうものなら目も当てられない事態である。男性が多いこの業界において、最初だけは連絡もくれるだろう。
その仕事に失敗しても「しょーがないよぉ、女の子だもんね❤次はがんばろ!」と言ってくれるだろうが、仏の顔も三度までだ。
4回目以降はない。
悪いがキャピキャピの魔術もこれで臨終だ。
なんの爪痕も残さず、できねぇ奴の烙印を押されて終わりである。なので、そんな屁の突っ張りにもならんキャピキャピより仕事に真面目に真摯に取り組んでいこうではないか!と言いたい。
私の周りには本当にすごいお姉様方がいて、私なんぞ足元にも及ばないわけであるが彼氏やパートナー探しのためにモテるかも~という理由でこの業界に足を踏み入れるのは本当にオススメしない。
まぁ、そんな不純な理由で配車業務ができるかと言えばNOなのであるが。
ということで、私はこれからも見た目は干物、中身はオッサンとして仕事に邁進しようと思う。
ただ、これからも関わっている皆様のためにもキャピキャピ感は出していこうと思います。(土下座)
てへぺろ。←キャピキャピ感の代名詞だと思っている時点で終わっている※当ブログはキャピキャピガール様に年齢及び肌のプルプル具合が格段に劣る三十路の戯言であり、泣き言である。あらかじめご了承ください。
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プロフィール
とら子
トラック運転できないAT限定免許配車マン。
トラックは街の風景だと思って過ごしてきた学生時代。 けど今はドライバーさんのおかげでご飯食べれています。
配車はドライバーさんと荷主の緩衝材。 目の前の利益より損して得取れ精神で配車係やらせてもらってます。 -
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