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  • 配車女子 とら子の「一配一会」

    判断力

     

    2021年3月15日

     

    現場の意見が通らない一つの理由に現場と荷主の間にいる我々配車の問題があると思っています。

    現場の意見を提案として捉えるか聞き流すかはその人次第。
    伝える内容かどうかを判断する力も必要だし伝えるか判断するのもその人の経験値による。
    何でもかんでも伝えれば聞く方も負担になるから伝える情報量にも気を付けないといけない。

    と、頭ではわかっていても上手に伝達できる人は本当にごく少数だと思います。
    私は言いすぎてお客さんに嫌がられるのでコアな情報だけをしっかり伝えられる判断力がまだ足りないと自省する日々です。

    小さなことかもしれないけど、伝えるべきことは伝えていかないと何も変わらないから伝えるべきことをしっかり見つけられる力って育てていかないといけないなって実感しています。

    運賃もすべては対価なので、対価をお支払いいただくだめの提案はすごく大切だと思うんです。

    運賃は荷主さんからしたらコストかもしれない。
    でも、コストってちゃんと訳したら「必要経費」なんですよね。
    コスト=無駄、っていうイメージがとても強いけど必要な経費だから削減してもいいのかどうか、しっかり話し合いが必要なんです。

    それをコストだから、ってばっさり切られて何も言えないのはもう時代的に違うと思います。
    トラック協会、国交省、そして橋本さんのようなライターさん、理解ある荷主さんたちが味方についてくれてるようになったんだから運送業はこれから物言う業種になっていっていいと思うし、対価は自分たちで守っていかないと。

    判断力って本当に大切だなとしみじみ実感しています。

     
     
     
     
     

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