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  • 配車女子 とら子の「一配一会」

    これが現場のリアル!4t車・200km運行の『妥当な運賃』、聞いてみたらこうなった

     

    2025年4月16日 New

     
    • 紫 ピンク ポップ ライブ配信 Youtube サムネイル (9)

    こんにちは、とら子です。

    「この運賃、他の会社ならどうなんやろ?」
    そんな風に思ったこと、ありませんか?

     

     

    現場に出てると
    ・うちは高いって言われるけど
    ・あの会社は安すぎる
    ・そもそも基準ってなんなん?

    って感覚のズレに戸惑うことが多くて。

     

    だったら「みんなの感覚」を集めてみようと思って
    #運賃のものさしプロジェクト をはじめました。勝手に。今日から。やっほー。

     

     

    ■第一弾アンケート:この条件で妥当な運賃は?

     

    📦 【想定運行条件①】

    • 4t車
    • 片道200km
    • 荷積1h/荷降0.5h
    • 拘束時間:約8時間
    • 荷物:食品・定温管理あり

     

     

    📦 【想定運行条件②】

    • 10t車(大型ウィング車)/片道400km
    • 荷積2時間・荷降1時間
    • 拘束時間:およそ13時間(走行+待機含む)
    • 荷物:飲料(パレット積み)、フォークリフト対応あり

     

    で実際に聞いてみました!!

     

    ■集まった回答はこちら!

     

    \ 回答者数:27名(2025年4月時点)/

     

     

    【想定運行条件①】

     

    📊 アンケート結果グラフ

     

     

    【主な傾向】

     

    • 最多回答は 「40,000円~50,000円未満」(13名)

     

    • 次に多かったのが 「50,000円以上」(7名)

     

     

     

    【想定運行条件②】

     

    📊 アンケート結果グラフ

     

     

    【主な傾向】

     

    • 最多回答は 「60,000円以上」(20名)

     

    • 次に多かったのが 「50,000円~60,000円以上」(3名)

     

    • 回答にバラツキがみられず運賃が出しやすい条件

     

    ■自由記述にはこんな声も!

     

    • 「標準的運賃を参考にするのではなく事業者ごとに原価計算を行い自社が不都合なく事業を継続できる運賃こそが適正な価格だと思っています。」

     

    • 「上り下りの需要の差、産業の差で必要車両の有無や運賃の誤差は大きい。」

     

    • 「車両価格と燃料費が上がることで運賃を上げていかなければいかないが、その感覚に荷主がついていけてない」

     

    • 「帰り運賃が無くなれば良いかと思います。走る距離は一緒なので。」

     

    • 「温度管理、拘束時間等考慮し現状のドライバーさんの働き方改革からするとこのくらいの運賃は必要かと思います。」

     

    • 「同じ荷物でもメインの東海道(関西〜関東)と地方では需要と供給の差で値段が違うけど、その辺リをどう差を減らす(無くす)事を必要だよね。」

     

    • 「運賃が安いや高いは利益が残るかどうかなので、相場より高くても降ろし時間が遅かったり、時間がかかったりすると他の作業もできないので、効率的な動きができる方がいい」

     

     

    などなど、リアルなコメントも沢山いただきました。

     

    ■見えてきたのは“地域差”と“荷物の特性”

     

    コメントを読んでて印象的だったのは、

    「静岡からだと関東に向かうより西に向かう方が相場がかなり安いと感じます。特に愛知県向けが他のエリアの同距離同条件に対して1~2割安いと思います。」

    「福岡の事業者です。関東、関西に比べたらチャーターや1本あたりの金額はやはり劣ると感じています。」

     

    みたいな今までは肌感ではわかっていたけど実際の地域ごとの相場感の違い

     

    あとは、定温管理がついてるかどうかで

    「3,000~5,000円ぐらい変わる」という感覚も共有されてました。

     

    それから高速料金を別建てでもらいたい、というご意見も多数。

     

    逆に荷姿がパレットであれば大型の場合でも運賃基準に大きな差が見られなかったです。

     

    ■この活動をもっと広げたい!

     

    この「#運賃のものさしプロジェクト」、

    今後も第二弾・第三弾とテーマを変えて継続予定です。

     

    次回は「荷積み・荷卸しの待機時間」について聞く予定です!

     

    待機時間は「見えないコスト」です。

     

    見えないコストも経費は経費。しっかり運賃に転嫁していきたいと思ったので第二弾のアンケートは「待機時間」をテーマにしようと思っています。

     

    現場の声を集めて、運送業界の“ものさし”を作っていきたいので

    「協力するよ!」って方はぜひコメント・拡散よろしくお願いします🙏

    ▶ 第一弾アンケートへの協力はこちらから

    👉 https://forms.gle/6V3YUt5aaUrTonHVA

     

    この記事を読んだ方へ

     

    「このテーマで聞いてほしい!」

    「うちもこんな調査やってる」

    「一緒にやろう!」

     

    などあれば、お気軽にDMください📩

     

    運賃基準は自社基準、という長年の実績が「運賃水準」を不透明にしてきました。

     

    標準的運賃も告示はされましたが実際に収受できるのは一握りの事業者、というのが現状です。

     

    標準的運賃を運賃基準にしていきたいなら現状の私たちの運賃水準の基準がどこなのか、というところをしっかり把握していく必要があるなと思っています。

     

    自分が今どこにいるのか、基準や水準は地図でいう現在地になります。

     

    目的地(ゴール)までどんな経路を通るのか、その経路がわかるようになれば少しでも目的地に近づくんじゃないかと思ってアンケートからですが始めさせてもらいました。

     

    これからも引き続き、よろしくお願いします。

     

     
     
     
     
     

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