いすゞ自動車（東京都品川区）と日野自動車（同日野市）は5月27日、自動運転システムの実用化に向けてのベース技術となるＩＴＳ（路車間・車車間通信）システムや高度運転支援（自動操舵・隊列走行）技術について、両社で共同開発を進めると発表。「共同開発したＩＴＳ技術・高度運転支援技術を、将来はそれぞれのトラックやバスといった製品に搭載し普及に努めることで、安心・安全な交通社会の実現に貢献していく」としている。

両社はこれまでも、環境技術では2008年から後処理装置で協業。2004年からはバス事業で協業しており、両社が出資した「ジェイバス」が、いすゞと日野のバスを生産・供給している。