古河ユニック（東京都中央区）は21日、大型トラック架装用超大型ユニッククレーンの一部機種の安全機能を強化し、販売を開始したと発表。厚労省による移動式クレーン構造規格の一部改正に対応している。
　同改正は、つり上げ荷重が３㌧未満の移動式クレーンは荷重計以外の過負荷を防止するための装置が義務付けられたもの。
これを受け、同社は、昨年10月に安全強化モデルとして販売を開始した「ユニッククレーン　Ｇ　ＦＯＲＣＥシリーズ」に続き、大型トラック架装用２・95㌧吊り超大型ユニッククレーン「ＵＲＵ５８０シリーズ」、「ＵＲＵ１０００シリーズ」の安全機能を強化し、同改正に対応した定格荷重指示装置を備えている。
　同装置は、定格荷重を超えるおそれがある場合に２段階の警報で注意を促すもの。同社は、「過負荷作業によるクレーンの破損や転倒事故を未然に防止する」としている。

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