日野自動車は13日、ニューロスペース（東京都墨田区）と共同で、運送事業者の安心・安全な運行に貢献するため、ドライバーに睡眠改善のアドバイスをするスマートフォン向け睡眠改善アプリを開発すると発表。5月11日から日野の子会社などで実証実験を開始する。
同アプリは、腕時計型の睡眠計測デバイスで取得したデータを、ニューロスペースがこれまでに蓄積してきた睡眠改善ノウハウに基づき分析し、ドライバー一人ひとりに適した睡眠アドバイスを提供するもの。眠気が出やすい時間帯を通知し、仮眠等の行動を促したり、休日の起床時間・昼寝ＮＧのタイミングなどを知らせてくれるという。
日野は、「ドライバーの睡眠課題を改善することで、より良い健康状態で業務に従事できるようになり、居眠りや注意力不足などに起因する交通事故防止が期待できる」としている。

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